>>都市の環境緑化に期待されるコケ


赤い部分が気温が高く、まるで島のように分布しているので、ヒートアイランド現象(熱い島)と呼ばれている。
■ヒートアイランド現象の大都市をコケが救う!
  都市は緑を削ることによって発展してきました。
気温が30度を超えた時間は、ここ20年間で2倍になっています。これは地球規模の温暖化に加え、都市には冷暖房の排熱、自動車の排気熱、高層ビルなどのコンクリートに蓄えられた熱などがあり、都市部だけの気温が上昇する要因が多く存在します。

 このままでは、2030年の夏の熱帯夜は年間50日を超え、気温は大阪で50度、東京で40度を超える地域が発生するそうです。

  緑の減少、冷房による排気熱、コンクリートに蓄積される熱などが、ヒートアイランド現象の大きな理由であると言われています。高層建築物が立ち並ぶ都市部のように平地がほとんどない空間では緑化も限界があります。
そんな中、ビルの屋上や建築物の壁面などの環境でも育ち、蓄熱を防げる希有な植物として有望視されているのが「コケ」なのです。
「コケ」は、土壌も必要とせず、高層ビルの屋上に吹く強風や強い日差しや乾燥にも耐えうる力を秘めています、さらにコンクリートや鉄板屋根等の劣化も防ぎ、建築物の温度の上昇を抑えるため、冷暖房効果を高め省エネにも繋がります。

  このように「コケ」は環境緑化や環境復元に、高い力能性を秘めた植物なのです。

緑化の難しい高層ビル

壁面で育つコケ