国際環境デザイン協会

メディア掲載
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ロハス・環境志向の住宅会社が採用 エコ・モスシステムの導入事例
目に見える形での情報発信を
静岡県浜松市 (株)都田建
 静岡県浜松市で木造住宅建設業を営む(株)都田建設(社長・蓬台浩明氏)は、設計事務所の全壁面に、無灌水薄屋上・壁面緑化システム「エコモス・システム」を採用している。同社社長に主な理由や導入後の現状などについて聞いた。
 同社には単に家を建てるだけではなく、「ご家族の人生の貴重な時間を最高に楽しいものに」「建てた後にいかに人生を楽しむか」というところにも配慮できる住宅会社を目指しており、「LOHAS(ロハス)という言葉がしっくりくる」と考えている。環境や体に優しい材料を積極的に使ったり、建てた後のアフターフォローに力をいれたりすることを大切にし、また、環境面では自然エネルギーによって発電されたグリーン電力による家作りも行っている。
 また、地域との関わりを密にしたいと、誰でも利用できるカルチャー&ギャラリーを開設。同社事務所は、地域の人々が集まる場所となっており、その場所を緑化することは、ロハスや環境を志向する住宅会社として目に見える形での情報発信になると考えている。
 コケを選んだ理由は、現代和風の家を商品としてもつ、同社のコンセプトとも関連しているようだ。コケというと、陰気でじめじめしたイメージがあるが、「京都の古い庭園をみると、コケのある庭がきれい。日本の住環境に合う」と蓬台氏は話す。
 導入後、壁面全部をコケで覆った建物はやはり珍しく、かなり注意をひく。車を止めて見入ったり、実際に話しかけられて、質問されることも少なくなかった。その数は半年で約200人に上った。
 メンテナンスはほとんど不要。自然の降雨にまかせ、水やりはしていないようだ。コケによる断熱効果について実測しているわけではなく、実感として、むっとした暑さはないと話している。

吸音効果も見逃せない  東京都北区 日比俊二さん宅
 東京都北区に住む日比俊二さんのお宅も道路から玄関へ上がる階段の両側壁面に、無灌水薄屋上・壁面緑化システム「エコモス・スステム」を採用。ご本人に、導入の理由や現状などについてお話を聞くことができた。
 日比さんはすでに定年退職し、悠々自適の身の上だが、現役時代は省エネ設備の設計などに関わる仕事をしていた関係から、地球温暖化はじめ環境とエネルギー問題に対する関心は高いほう。商用目的ではなく、好奇心から環境関連機器装置の展示会を訪ね歩くうち、エコモス・システムの存在を知った。その以前から、区が地球温暖化対策推進のために、緑化助成制度を準備しており、擁壁を制度で一部緑化したが、水やり、剪定などのメンテナンスに手間がかかった経験から、ほとんど水やりの必要のないコケを使うことにした。導入後両側壁面をコケで覆った階段は、以前に比べ、ひんやり涼しくなったと言う。昼間、本誌記者が取材で訪ね、階段を上ると、「歩かれて、どんな感じでした?」とたずねられた。「コケによる緑化は、日照時の温度上昇を抑える効果があると感じる。また、吸音効果も小さくない。見逃せない効果と話している。

ユニットを敷き並べるだけ
 (株)国際環境デザイン協会(東京都港区赤坂1-9-13 TEL 03-3560-2220)が製造・販売している無灌水薄屋上・壁面緑化システム「エコモス・システム」は、スナゴケを利用した緑化システム。
 基盤材リサイクルされたロックウールを採用。荷重が㎡あたり40kg以下と屋上積載荷重の制約をほとんど受けないという軽量さと、再生可能な素材であるため、循環型社会への貢献度も強調できるのが特長。
 コケユニットを敷き並べるだけ。施工も簡単。他の工法に比べ初期費用が少なくてすみ、容易に取り外しができるので、防水層の点検も可能。施工後も水や肥料等の面倒な手間がかからない。さらに、コケユニット工法は、セダムやその他の植物などの共生も可能で溶岩パネルと組み合わせて設置することもできる。同社では「小さな空間を、日本庭園や洋風の庭に施工することもできる」と話している。